はじめに
Edison Matchのでは以下3種類のオブジェクトを操作します。
デフォルトでマッチングをする人材オブジェクト・募集オブジェクトと、マッチングする組み合わせを登録するJobマッチング結果オブジェクトが登録されています。これら既存のオブジェクトをご利用いただくか、以下手順のとおり独自のオブジェクトを用意してください。

全オブジェクト共通の制限事項
OEM ユーザーライセンスには作成できるオブジェクトの数などに制限があります。詳細はOEM ユーザーライセンスガイドを参照してください。
マッチング先データ格納オブジェクト
(デフォルト:人材オブジェクト)
EdisonMatch検索フォームで検索したマッチング候補データの紐付け先データのオブジェクトです。
このオブジェクトのレコードページにEdison Matchアプリを配置します。
制限事項
なし
(全オブジェクト共通の制限事項のみ)
マッチング候補データ格納オブジェクト
(デフォルト:募集オブジェクト)
EdisonMatch検索フォームで検索したマッチング候補データの紐付け先データのオブジェクトです。
このオブジェクトのレコードページにEdison Matchアプリを配置します。
以下2パターンの定義方法があります
1. 単一オブジェクトパターン
検索フォームの検索条件に1つのオブジェクトの項目のみ指定するパターン。
このパターンでは該当のオブジェクト1つのみを用意してください。
2. リレーションオブジェクトパターン
検索フォームの検索条件に該当のオブジェクトの項目と、オブジェクトが参照している親オブジェクトの項目を指定するパターン。このパターンでは、親オブジェクトと子オブジェクトを1つずつ用意してください。(親・子オブジェクトはともに2つ以上定義できません。)
以下は冒頭の図をリレーションオブジェクトパターンの構成にしたものです。募集内容を管理する募集オブジェクトが親オブジェクトで、各募集で必要なスキルを管理するスキルオブジェクトが子オブジェクトです。スキルオブジェクト(子)の中に募集オブジェクト(親)の参照項目(図内では「親オブジェクト」項目)があることで、親子関係になっています。
Edison Matchの検索フォームで親・子オブジェクトともに検索条件に指定できますが、検索結果欄に表示できるのは親オブジェクト項目のみです。子オブジェクトの内容を検索結果に表示するには、こちらをご覧ください。

制限事項
なし
(全オブジェクト共通の制限事項のみ)
マッチング結果格納オブジェクト
(デフォルト:Jobマッチング結果オブジェクト)
マッチングするマッチング先データ・マッチング候補データの組み合わせを格納します。
制限事項
前述で用意した「マッチング先データ格納オブジェクト」・「マッチング候補データ格納オブジェクト」の参照項目を定義してください。項目名・API参照名は自由です。
尚、「マッチング候補データ格納オブジェクト」がリレーションオブジェクトパターンの場合は親オブジェクトの参照項目を指定してください。