独自に作成したオブジェクトへの権限セット付与

はじめに

Edison Matchが操作する以下3種類のオブジェクトの権限セットの作成、付与を行います。
(それぞれのオブジェクト内容の説明はEdison Match (ISV版)はこちら、Edison Matchはこちらをご覧ください。)

  • マッチング先データ格納オブジェクト
  • マッチング候補データ格納オブジェクト
  • マッチング結果格納オブジェクト

各オブジェクトごとオブジェクト単位と、項目単位の権限付与が必要なため、以下で紹介します。

オブジェクト単位の権限

オブジェクト権限 (〇:必須、-:任意)
参照作成編集削除
マッチング先データ格納オブジェクト〇 (※1)
マッチング候補データ格納オブジェクト〇 (※2)
マッチング結果格納オブジェクト〇 (※3)〇 (※4)〇 (※5)
※1

Edison Matchはマッチング先データ格納オブジェクトのレコード画面に配置することを想定しているので、レコード画面が開けないとEdisonMatchを使用できません。

※2

マッチング候補の検索処理に必要です。付与されていないと検索ボタン押下時に以下のエラーが発生します。

※3

マッチング結果の表示に必要です。付与されていないと初期表示時に以下のエラーが発生します。

※4

マッチング結果の登録に必要です。付与されていないと「選択したレコードとマッチング」ボタン押下時に以下のエラーが発生します。

※5

マッチング結果の削除に必要です。付与されていないと、「選択したレコードを削除」ボタン押下時に以下のエラーが発生します。

項目単位の権限

マッチング先データ格納オブジェクト

参照権限編集権限
該当の項目の値を検索フォームの初期値として使用する場合、付与が必要です。Edison Matchでは使用しないため任意です。
【参考】項目の参照権限が付与されている場合・されていない場合の挙動

権限セットが付与されていると検索フォームに表示され、付与されていないと初期値が表示されません。
以下はマッチング先データ格納オブジェクトの「テキスト」という項目を検索フォームに初期値として表示する例です。

・項目の参照権限が付与されている場合

・項目の参照権限が付与されていない場合

マッチング候補データ格納オブジェクト

参照権限編集ア権限
以下いずれかに該当する項目の場合、付与が必要です。
・検索フォームで検索条件として使用する項目
・検索結果に表示する項目
Edison Matchでは使用しないため任意です。
【参考】項目の参照権限が付与されている場合・されていない場合の挙動

検索フォーム

該当の項目の参照権限がないと検索フォームに項目が表示されません。
以下は「テキスト」という項目に参照アクセス権がある場合とない場合の例です。

・項目の参照権限が付与されている場合

・項目の参照権限が付与されていない場合

検索結果

データが登録されていても、該当の項目の参照権限がないとデータが表示されません。(列名は常に表示されます。)
以下は「テキスト」という項目に参照アクセス権がある場合とない場合の例です。

・項目の参照権限が付与されている場合

・項目の参照権限が付与されていない場合

マッチング結果格納オブジェクト

参照権限編集権限
マッチング結果に表示する項目の場合、付与が必要です。「マッチング先データ格納オブジェクト」の参照項目と「マッチング候補データ格納オブジェクト」の参照項目には、付与が必要です。
【参考】項目の参照権限が付与されている場合・されていない場合の挙動

検索結果

データが登録されていても、該当の項目の参照権限がないとデータが表示されません。(列名は常に表示されます。)
以下は「取引先」という項目に参照アクセス権がある場合とない場合の例です。

・項目の参照権限が付与されている場合

・項目の参照権限が付与されていない場合

【参考】項目の編集権限が付与されている場合・されていない場合の挙動

「マッチング先データ格納オブジェクト」の参照項目と「マッチング候補データ格納オブジェクト」の参照項目には、編集アクセス権が必要です。付与されていないと「選択したレコードとマッチング」ボタン押下時に以下のエラーが発生します。

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